思うところは概ねAmazonレビューにも書きましたし、既にレビュー書いてらっしゃる方ともほぼ同意。
DECO時代からの既存キャラクターの扱いがまるで空気(特に熊さん今回殆ど出番なし)。
なのに、コンシューマ機でリリースされてない「揺らめくひととせ」のキャラクターが前半のキーポイントになってるのは、正直どうなんでしょうか。今更興味もって遊びたくても配信終わってるし…
今回アプリ詰め合わせにしなかったのは、移植分のアプリを3Dにできないからなのか、メインシナリオだけで容量を食ってしまったのか(まさかなぁ…)、どっちなのでしょう。このボリュームで定価5040円は流石にない。
神宮寺のいいとこは、華美な動画や小手先のシステム要素がないテキストADVだけれども、ストーリーがそこそこしっかりしていて、大人の鑑賞に耐えるものであったはずなんだけど、アークが絡みだしてからの作品は安っぽいヒューマンドラマばっかりで、シナリオの薄さをトークプロファイルとか探索システム(今回は探索っちゅうより脱出ゲー的ですが)等のシステム要素に頼っている感が強くて、流石に食傷気味です。今回はグラフィックもサウンドもそこそこ良かったですが、システムが台無し。
灰とダイヤモンド、赤い蝶でそこそこ盛り返してたイメージがあっただけに、残念。この夏はPS Vitaで色々ADVがリリースされるっぽいので、それ楽しみに待ちます。
しかし、DSやら3DSやらPSPやら、ハード性能はあがってるんだろうに、PS/サターンで発売されてた「夢の終わりに」を超えられる作品がまるでない、ってのも個人的に残念ゲージがはねあがる原因なんでしょうねぇ…(あれも、ポリゴンのシーンだけは余計だったけどw)